1月21日に四国学院ノトス館で劇団コース学生による公演がありました。
子どもたちがもっとかっこよく劇をやってみたい気持ちと学生の実際の子どもたちの反応が知りたいという気持ちがぴったりとはまり、リハーサルを見に行くことが出来ました。
「ハッピーな姫と白いオオカミ」の公演をわくわくしながらまっていました。
さて、どんなお話でしょう・・・
次々と動物や人が登場します。衣装から「りすや、かわいい」「お姫様がいい」と友だちと話をしながら観ていました。これは、つばめでお姫様の執事です。
しぐさ、しゃべりに見惚れてどんどん引き込まれていきま
す。時々問いかけがあり、もちろん大きな声で答えたり、やりとりもしたりして、子どもたちも登場人物の一員になっていました。
時折難しい言葉もありますが、話の流れでなんとなく理解できていたようです。
特にお姫様が動物たちに問いかける「アーユーハッピー?」の言葉は、物語のカギのようでした。初めは「?なに?」と子どもたちが言っていたのです。
話は進んでいきます。
2部制の長い話でしたが、休憩中もわくわくしている子どもたちでした。
途中で不気味な音楽が流れると、身体を小さくして友だちと寄り添い「怖いな」とつぶやきながら目はステージから離れることはありません。すっかり心奪われて、家でテレビをみているかのようにリラックスしている子もいました。
おもしろい場面は、思い切り笑って、笑い転げている子もいました。
歌が流れると一緒に歌い、全身でリズムをとる子もいました。
最後には「アーユーハッピー?」のお姫様からの問いかけに「ハッピー♡」と全身で答え、会場が一体になりました。
部屋に戻った子どもたちから「感動した。涙が出そうになったわ」「めっちゃ、おもしろかった」と思いを伝えあう姿から、子どもたちは刺激をたくさん受けたようです。
さて、子どもたちがやりたいと思っている劇へどのようにつながっていくのかはまだ分かりませんが、何か影響が表れるといいな
と思っています。