園の食事で大切にしたいことは何だろう。
職員でグループを作りそれぞれ意見を出し合います。
子どもの感じることを大事にしたいなぁ・・・
子ども自身が選択することを大事にしたい!
食べたくなる環境づくりも大切だよね。
保護者と情報を共有することも大切にしたい
他にもたくさん意見がでました。
そして、大切にしたい理由を職員一人ひとり語ります。
グループセッションをしてみて
それぞれの立場で子どもの“食”に対して
真剣に向き合っていることがわかりました。
はらぺこきっちんの先生からは
だしをとった後の昆布を使ったかき揚げや
リンゴの皮を使ったジャムなど
エコ、SDGs、もったいない、食べ物を大切に
する気持ちを持てるようにと調理をしています。
そのことを子どもたちに伝えていきたいと思い
メッセージを保育者から子どもに伝えてもらっています。
子どもたちの様子や感想を書いた返事をくれることがあり、とてもうれしいです。
子どもたちにも、ほっとしたいとき、疲れた時に食べたい食事、誰かと食べたい食事、食べると落ち着く、元気が出るような食体験を積み重ねられるように今後も取り組んでいきたいと思っています。
とお話してくれました。
私たちの園では2か月に1回東京から大妻女子大学教授の岡健先生が来てくださり園内研修を行っています。
今回は食育についての勉強会でした。
岡先生よりグループセッションのまとめとして
「食べることは生きることの基本です。
赤ちゃんはまず口に入れて確かめる。そこから聴覚などの感覚が広がっていくのです
食べることは五感とつながっている。
お腹が減るのは“食事の時間がきたから”ではなく匂いを嗅ぐことでお腹が減ることが健やかな育ちなのです。」
と話してくださいました。
今後も園全体で子どもの食がよりよくなるように考えていきたいと思います。